京都・鞍馬口の現代美術ギャラリーHRD FINE ART(www.hrdfineart.com)のディレクターによるアート関係諸々ブログ。時にはアートと無関係な話題もあります。気が向いたら更新。
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「FLOATING」展アーティストトーク

10月21日(土)からスタートする次回展覧会「FLOATING」のオープニングレセプションに先立ち、同日午後3時半から3名の出品アーティストによるアーティストトークを開催します。

「10年前・現在・10年後」と題して、アーティストとしてのキャリアやライフステージに関する話が中心になる予定ですが、日韓のアート事情・アーティスト事情に関する話題も出てくると思います。「アーティスト大いに語る」的な、ちょっと面白い鼎談になりそうです。

トークイベントの主催は鞍馬口アートインスティテュート。詳細は以下のフライヤーをご覧ください。


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鞍馬口アートインスティテュートのFacebookページ:

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# by hrd-aki | 2017-10-19 02:48 | おしらせ

ユン・ソンピル個展の展覧会パンフレットについて

HRDファインアートでは基本的に開催したすべての展覧会についてパンフレットやリーフレットを作成し、記録・資料を残すとともに展示を見ることができなかった方々にもその内容の一端を伝えることができるような取り組みを継続しています。

先般のユン・ソンピル個展「PANTA RHEI」も展覧会パンフレットを作成予定でしたが、諸般の事情により完成が遅れています。

年内の完成を目指して制作作業中ですので、いましばらくお待ちください。完成時にはHRDファインアートのウェブサイトおよび当ブログにてご案内させていただきます。

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# by hrd-aki | 2017-10-19 02:35 | おしらせ

ユン・ソンピル個展会期終了の遅いお知らせ

ご報告が遅くなりましたが、ユン・ソンピル個展「PANTA RHEI」は、すでに1カ月近く前になりますが会期終了しています。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

日本では初の個展となった今回の展示では、作家の全体像のごく一部しか紹介できませんでしたが、それでも鉄や磁石といった素材を用いてこの世界=宇宙の成り立ちと向き合うような作品づくりに取り組んでいるユンの魅力の一端を示すことができたのではないかと思っています。

そしてHRDファインアートの次の展覧会は、オープニングがすでに今週の土曜日(10月21日)に迫っていますが、「FLOATING」と題した日韓女性絵画作家3人展です。出品作家は荻野夕奈、田中加織、そしてチェ・ユンジョン。年末まで続く、今年最後の展覧会となります。こちらも是非よろしくお願いいたします。


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# by hrd-aki | 2017-10-19 02:28 | おしらせ

ユン・ソンピルのドキュメンタリー映像

HRDファインアートで現在開催中のユン・ソンピル個展「PANTA RHEI」。作家の作品制作プロセスを記録した、長さ15分ほどのドキュメンタリー映像がYouTubeで公開されている。

ユンの作品がどのような思考と過程を経て産み出されているのか、その一端に触れることができる興味深い内容になっているので、是非ご覧いただきたい。映像もとても美しい。

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# by hrd-aki | 2017-09-09 16:38 | アーティスト

ユン・ソンピル個展「PANTA RHEI」オープニング&トーク

先月18日から今月23日まで、ギャラリーでは韓国人アーティスト、ユン・ソンピルの個展「PANTA RHEI」を開催中。

展覧会初日には、来日したアーティスト本人、そして今回の展覧会を共同企画したソウルのギャラリーSpace O'NewWall(スペース・オニュウォール)の代表ソ・ジュノ氏、スタッフのカン・サンフン氏をまじえてオープニングレセプションとアーティストトークを行った(協力:鞍馬口アートインスティテュート)。

作家からは作品の制作プロセスや、その背景にあるコンセプトについての説明があり、ソ・ジュノ氏からはSpace O'NewWallのこれまでの活動内容、特に釜山ビエンナーレでの展示企画や地域密着型の社会的芸術活動などについて紹介してもらった。

ユンの作品は構造的には非常にシンプルなので、作家本人から制作プロセスの詳細な説明を受けることで作品に対する捉え方の深度も大きく変化する。表面を目でなぞるだけでは把握できない、工程と哲学が連関し合った部分にまで理解が届くので、とても有意義なトークイベントになったと思う。

***

自作について説明する作家のユン・ソンピル(左)。

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参加者から熱心な質問を受ける。

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Space O'NewWallのディレクター、ソ・ジュノ氏のプレゼンテーション。

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# by hrd-aki | 2017-09-09 16:06 | ギャラリー

南條敏之による写真ワークショップ

現在、ギャラリーではユン・ソンピル個展「PANTA RHEI」が開催中だが、今回のブログでは前回展覧会の関連企画として開催した写真ワークショップ「私とたぶん私、そして私だった光」のことを、少し前のことだが紹介しておきたい。

個展「suns/signs/spectators」を開催した写真作家・南條敏之を講師に、写真とは、イメージとは、自己とは、といったテーマを考察するためのワークショップとして開催したのが、「私とたぶん私、そして私だった光」。水面に反射した太陽光の軌跡を捉えた、南條の代表的シリーズ「suns」をモチーフに、鏡に模した水面に参加者が自分の顔を映し、その顔=自画像を写真に収めるというのがこのワークショップの基本だが、もちろんそれだけで終わりではない。

南條の「suns」のシリーズの作品では、川などの流れのある水面の動きによって反射する太陽の姿は分裂したり引き伸ばされたりし、本来の太陽の姿とはかけ離れた「カタチ」が立ち現れている。それと同じように、このワークショップではわざと水面を波立たせたり揺り動かしたりすることによって水面に映る顔かたちを崩し、揺らぎ乱れた自画像として撮影した。

そのようにして撮影した何枚もの自画像写真から、各参加者が①はっきり自分とわかるもの、②ぎりぎり自分とみなせるもの、そして③自分とは言えないもの、の3点を選び、その選択理由とともに発表した。他人が見る限り、明らかに誰の顔とも判別がつかないほど撹乱された像であっても、撮影した本人は「ぎりぎり自分とみなせる」と判断したようなケースもあった。各自発表した「選択理由」も、顔はバラバラになっているものの「目がはっきり見えているから」といったものや、あるいは自分らしい「笑顔」が見てとれるから、といったポイントを挙げている参加者もいた。

そもそもこのワークショップは、マンガの登場人物のように目を大きくしたりするプリクラの画像編集機能に南條が関心を持ったことがきっかけとなって着想されたものだ。「目」という、人の顔の識別においては最も重要な要素であるはずのパーツが原形をとどめないほどにデフォルメされているにもかかわらず、映っている本人にとってはその巨大な目の異様な自画像が「私の顔」として成立している。であるならば、どこまで変化が加われば自分の顔とは呼べなくなるのか? 私の顔を私の顔のイメージとして成立させている要素は一体何なのか? こうした疑問に自画像撮影を通じて迫ってみようというのが、このワークショップの中心テーマなのだ。

写真は対象物である「被写体」なしには存在しえないが、その被写体と写真との関係性は固定したものではなく、写真はあたかも川の水面のように揺らぎ続けている。

約10名のワークショップ参加者は、いつもとは違う写真体験を通じて、また撮影した写真のイメージについてより深く考察することを通じて、写真という表現媒体の面白さ、楽しさを改めて認識していたようだった。ワークショップで撮影した自画像作品は、大阪教育大学(大阪・柏原市)の附属図書館「たまごギャラリー」で展示・発表されたほか、HRDファインアートの南條敏之個展会場内でもスライドショーとして上映を行った。

なお、本ワークショップは鞍馬口アートインスティテュート(KAIK)との共同開催で行われた。

***

ワークショップ開始前のオリエンテーションを行う南條敏之。

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顔がはっきり映るように強めのスポットライトを当て、しゃがみこんで水面を覗き込むような姿勢で撮影する。

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2人ひと組でペアになり、サポート役がスプーンを使って水面を波立たせる。

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ワークショップの最後に行われた発表会。各自選んだ3枚の「自画像」とその「選択理由」を発表した。

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大阪教育大学「たまごギャラリー」での展示の様子。

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鞍馬口アートインスティテュートのFacebookページ:

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# by hrd-aki | 2017-08-30 03:43 | イベント

ユン・ソンピル個展「PANTA RHEI」開催

8月18日から9月23日までの会期で、韓国人アーティスト、ユン・ソンピルの個展「PANTA RHEI」を開催します。

ユン・ソンピルは1977年韓国生まれ。大学からロンドンに留学し、スレイド美術学校で修士号を取得しました。鉄製の幾何学的な彫刻から鉄粉を使った半立体的絵画、さらには磁石とモーターで動く立体作品まで、幅広いメディアで制作を展開しています。

展覧会タイトルのPANTA RHEI(パンタ・レイ)は「万物は流転する」という意味のギリシャ語です。これは哲学者ヘラクレイトスが提唱したとされる言葉で、この世界のすべてのものはひとつの場所にとどまることなく変化し続けている、という世界認識を示しています。このタイトルが象徴するように、動的彫刻はもちろん、絵画作品においても、ユン・ソンピルの制作は「変化」が根幹的なテーマとなっています。変化にまつわる秩序性と無秩序性、そして表面的な流動性と本質的な不変性の対比が、ユンの端正な作品に通底するキーワードです。

2015年のギャラリーオープンからこれまで2年間、真夏の展覧会は避けてきましたが、今年から空調を導入して、初めての8月の展示となります。初日の8月18日(金)午後5時からは、来日するアーティストによるトークとオープニングレセプションを予定しています。貴重な機会となりますので、ぜひご参集ください。冷たい飲み物をご用意してお待ちしています。


なお、本展はソウルのギャラリーSpace O'NewWallとの共同企画により開催されます。

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# by hrd-aki | 2017-08-13 12:07 | ギャラリー

共謀罪法案に反対します

HRDファインアートの代表である原田明和は、共謀罪法案に反対する。

様々な犯罪を計画準備段階で摘発できるようにするという法律で、政権与党(自民党・公明党)は「テロ等準備罪法案」などと呼称しているが、その実体はテロ対策などでは決してない。真の目的は心の自由を取り締まることにある。

対象となる法律には著作権法や商標法、意匠法なども含まれており、パロディやパスティーシュ(模倣)、アプロプリエーション(流用)などに代表されるようなアートの表現手法が大きく制約を受ける危険性がある。また組織的犯罪処罰法の「組織的な信用毀損・業務妨害」も対象になっているが、これによって特定の企業や団体、政党などを批判したり風刺したりする社会的な芸術表現も制約を受けることになる。

問題は、こうした行為を実際に行わなくても、それを共同で準備したことが犯罪と見なされ処罰の対象となるということだ。運用の恣意性も排除されていない。このことの検閲的・圧迫的な心理効果は重大だ。

こと現代美術に限らず、芸術と呼ばれるものにはすべて「これまでとは違う新しい見方や考え方を提示する」という機能・役割が備わっている。本質的に均質を嫌い、「違う」ことを是とするためにともすれば論争を巻き起こし反感を招くこともある芸術表現は、むしろだからこそ存在価値があるのだ。そうした機能・役割に制限をかければ、芸術はその存在意義を失ってあっという間に社会から姿を消してしまうだろう。

芸術を失い多様性を失った社会は、果たして魅力的な社会と言えるだろうか? 再び言おう。HRDファインアートの代表・原田明和は、個人として、共謀罪法案に反対する。

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# by hrd-aki | 2017-06-15 03:54 | 雑感

南條敏之による写真ワークショップ

6月3日までの会期で現在開催中の南條敏之個展「suns / signs / spectators」の関連プログラムとして、写真ワークショップ「私とたぶん私、そして私だった光」を5月13日(土)に開催します。

このワークショップは、アートを通じた人々の幅広い交流を目的として設立された団体「鞍馬口アートインスティテュート(Kuramaguchi Art Institute, Kyoto = KAIK)」の主催する現代美術ワークショップシリーズの第1弾となります。

「自分」とは、「イメージ」とは、といったテーマを、写真撮影を通じて楽しみながら考える機会となります。定員までまだ若干名の余裕がありますので、ぜひご参加ください。参加無料です。

詳細はフライヤーをご覧ください。

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Facebookのイベントページ:

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# by hrd-aki | 2017-05-05 15:35 | イベント

南條敏之個展「suns / signs / spectators」

ギャラリーでは南條敏之個展「suns / signs / spectators」が先週からオープンしている。

2015年4月にHRDファインアートが常設ギャラリーを実験的にオープンさせたときのスタートの展示も南條敏之の個展だった。2年ぶりの南條展ということで、ギャラリーも2年間(断続的ではあるけれど)続いてきたんだなあと少しの感慨もあり。これもすべて、作家の皆さん、作品ご購入くださった皆さん、その他日々支えてくれている皆さんのおかげだと改めて感謝。

今回の展示では、南條が継続的に制作・発表している、水面に反射する太陽の光跡を捉えた「suns」のシリーズに加えて、サーキットを疾走するレーシングカーとそれをぼんやりと眺める観客を対比させた「spectators」のシリーズも2点展示している。爆音が鳴り響き、緊張感みなぎるはずの高速サーキットが、まるで長閑な田園風景のように変質してしまっているところに、南條の写真ならではの視点・視角の面白さがある。

さらに1点、「self portrait」と題した作品(水面を鏡に見立てたセルフポートレート)も展示されているが、これは会期中の5月13日(土)に開催される写真ワークショップと関連があり、展覧会タイトルの中の「signs」というワードともつながっている。ワークショップの詳細は近日中に発表の予定。


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# by hrd-aki | 2017-04-15 13:01 | ギャラリー