DEMADO PROJECTの第5回として、6月23日からペインターの田中加織による絵画インスタレーション「光月山」を展示している(当初は4月末から、アートフェア「アート京都」の開催に合わせてスタートする予定だったのだが、諸般の事情が重なり2カ月ほど延期することとなった)。
展示初日の6月23日には作家を囲んで恒例のオープニング・レセプションを開催し、多くの方々にお越しいただくことができた。作品展示も皆さんじっくりとご覧いただき、この場を借りてお礼を申し上げたい。
HRD FINE ARTは一軒家(といっても実際には京町家によくある二棟続きの「連棟」というスタイル)をオフィス兼住所兼スタジオとして使っているので、どうしても大人数を収容できるようにはできていない。毎回、このようなレセプションを行うたびに、もうちょっと空間を広く演出して、ゆったりと過ごしていただくことができないかと考えるのだけれど、こればかりはもともとの建築的な制約もあり、なかなか一筋縄ではいかない。試行錯誤を繰り返していくしかないかなとも思っている。「家」でやっている催しなので、アットホームなのはもちろん売りではある。ただ椅子の数は増やしたい。
オープニング・レセプションの様子と、展示作品を写真でいくつかご紹介。展示および作品については次回のエントリでより詳細に書くつもりだが、
ウェブサイトにも情報を掲載しているのでそちらもご参照いただきたい。
メインのウィンドウギャラリーの展示。円形キャンバスの油彩画とオブジェ、ビーズなどをあしらった吊り下げのモビール的デコレーションを組み合わせている。
作家手作りのオリジナルアクセサリー。展示のテーマに合わせ、月や山をモチーフとしたものも揃えている。もちろん作品もだが、こちらのアクセサリーも購入可能。
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展示は8月19日まで。
ウィンドウギャラリーは基本的には毎日オープンにしているので、メインのインスタレーションはほぼいつでもご鑑賞いただくことができます。上の写真のとおり、室内のオフィスにもペインティングの小品を数点展示しているので、そちらも見たいという方は事前にメールまたは電話でご連絡いただければ、対応いたします。
DEMADO PROJECT「光月山」のウェブページ
http://www.hrdfineart.com/demado/05moonlight.html