2017年にHRDファインアートでも個展を開催した白河ノリヨリの個展が、ソウルのSpace O’NewWall E’juheon(スペース・オニュウォール・イジュホン)で11月8日(金)から開催されます。
HRDファインアートとSpace O’NewWallの共同企画による交換・交流展として、これまでHRDファインアートでは
イ・ジェヒョン個展(2018年)と
キム・ヒョンジョン個展(2019年)を、Space O’NewWallでは
南條敏之個展(2012年)と
寺島みどり個展(2017年)を開催してきましたが、この展覧会もその一環としての企画されたものです。
白河ノリヨリは東京藝術大学大学院出身。現在は愛知を拠点に活動しているアーティストで、絵画の技法・材料にまつわる深い知識と洞察に裏付けられた絵画制作に取り組んでいます。特に銀箔やアルミニウム箔などの金属箔を使った表現に長年にわたって力を注ぎ、絵画平面における光や空間の表現を追究しています。
近年では絵画の枠を飛び越え、陶による立体作品の制作にも取り組み、白い陶と青いガラスの質感や光の反射を対比させた美しい作品を生み出しています。
本展は、韓国における白河ノリヨリの作品展示としては2012年以来(グループ展「砂の城をつくること(あるいは壊すこと)」)となり、また海外初個展でもあります。
初日の11月8日(金)には作家を囲んでオープニングレセプションも開かれますので、ソウルにいらっしゃる方はぜひ足をお運びください。
Space O’NewWallウェブサイト:
白河ノリヨリのプロフィール: