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「アート高雄2019」御礼
先週、HRDファインアートは台湾・高雄で開催されたアートフェア「アート高雄 Art Kaohsiung 2019」に参加出展した。ソウルのギャラリーSpace O'NewWallとの共同出展のプロジェクト「HRD+ONW」として、韓国人アーティスト3名(キム・ヒョンジョン、キム・ユンソプ、チェ・ジェヨン)と日本人アーティスト4名(白河ノリヨリ、寺島みどり、栗原亜也子、田中加織)の作品を展示した。
HRDファインアートとしては、海外のアートフェア出展は2013年の同フェア以来6年ぶりのことだったが、Space O'NewWallのソ・ジュノ代表とスタッフのカン・サンフン氏、そして非常に有能な台湾人通訳スタッフ、そしてもちろん出品作家の皆さんなど、多くの方々のご協力により実りあるフェア出展となった。この場を借りて御礼申し上げたい。また、ご来場くださった皆様、作品をご購入くださった皆様にも改めて御礼申し上げたい。 *** 会期中、高雄はずっと穏やかな好天に恵まれ、とても快適に過ごすことができた。ところで、「高雄(たかお)」という街の名前にはちょっと面白い、というか複雑な歴史があるらしい。 もともとこの土地は先住民マカタウ族の言葉で「竹林」を意味する「ターカウ」と呼ばれていた。これに、読みの近い「打狗」という漢字が当てられたのが清朝による統治時代。つまり「打狗=ターカウ」だ。時は流れ、台湾は日本の統治下に入る。すると、「打狗」という地名が「犬を打つ」という意味でイメージが悪いということになり、台湾総督府が「ターカウ」に読みの近い日本語の「高雄」という漢字を当てることを決定する。ここで初めて「高雄=タカオ」になったのだ。 戦後、中華民国の支配下に入った後も「高雄」の当て字は継承され、その中国語読みであるKaohsiung(カオション)が都市名として定着した、という流れになるようだ。幾重にも重なり合った台湾の歴史の複雑さを感じさせられる。と同時に、20世紀前半に日本がアジア諸国に残した様々な影響についても思いを巡らさざるを得なくなる。 ちなみに「打狗」という文字はこの街の古名・愛称として今でも使われることがあるようで、市内でもいくつかの場所で目にすることがあった。 その後、高雄は重工業地帯としての発展の歴史を経て、現在は文化・アートの街としての振興に力を入れている。アート高雄の会場であるホテル「City Suites - Kaohsiung Chenai」のあるPier 2(第2埠頭)エリアも、港湾施設を再利用したアートスポットが数多く立ち並ぶちょっとおしゃれなエリアになっている。 *** ということで、「HRD+ONW」のブースの展示の様子を少し写真でご紹介しておこう。
by hrd-aki
| 2019-12-23 04:02
| 雑感
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