残念なおしらせが続きますが、4月から5月にかけてHRDファインアートで開催を予定していたベルギー人美術作家ゲリー・デ・スメットの個展「意図せぬ因果関係」の開催は、延期することとなりました。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、「京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2020」およびそのサテライトイベント「KG+ 2020」の開催延期が決定したため、KG+参加プログラムとして企画していたデ・スメットの展示も延期を決定しました。
9月18日からの開催への変更が発表されているKG+に合わせて、デ・スメットの個展も9月の開催を予定していますが、今後の日本国内および欧州での新型コロナウイルスの状況によってはベルギー在住の作家の来日が不可能となる事態も予想されるため、日程等も含めて詳細はまだ未定です。
また、
前回のブログでおしらせしたキム・ユンソプの個展についても、日本と韓国の国内状況および両国間の渡航に関する制限などに鑑みて、5月の開催は断念し、さらに後の時期への延期開催を検討しています。
といった状況で、2020年の展示予定はほぼすべていったん白紙の状態となりますが、衛生対策に留意したうえで、企画展・常設展を含めてギャラリーは何らかのかたちで積極的に公開していきたいと考えていますので、当ブログおよびウェブサイト、SNS等にて情報を引き続きご確認ください。
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ゲリー・デ・スメットの作品は当面ご紹介できなくなりましたが、いまの状況と奇妙に符合する「意図せぬ因果関係」展案内状ポストカードでその一端をご覧ください。