早いもので2023年ももう3カ月がほぼ経過、あっという間に桜の季節に突入してしまいました。そして今年はHRDでの展覧会もハイペースに進行中、4月1日からは2023年の3つ目の展覧会「Hidden Signs - カクサレタシルシ」がスタートします。
展示アーティストはベルギー人のゲリー・デ・スメットで、2021年の「意図せぬ因果関係」に続いてHRDでは2回目の個展。前回はコロナ禍による渡航制限でアーティスト本人は来日できず、作品だけの展示でした。制限が緩和された今回は念願かなってアーティストも来日しています。
ゲリー・デ・スメットは1961年アントウェルペン(ベルギー)生まれ。移民や権力、戦争、歴史や伝統といった社会的なテーマを扱いながら、絵画から彫刻、インスタレーション、パフォーマンスまで幅広い媒体で活動を展開しているアーティストです。
今回の「Hidden Signs - カクサレタシルシ」は絵画作品に絞り込んだ展示で、風景を思わせる抽象的でシンプルな画面の中には様々な象徴や暗示が仕込まれています。絵画の物質性と意味性を重層的に体感できる展示になります。
展覧会初日の4月1日(土)にはアーティストのデ・スメットも在廊の予定です。ぜひお越しください。
なお、ギャラリー内では従来通り原則として不織布マスク以上の性能のマスクの着用をお願いしています。ご理解とご協力をお願いいたします。