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京都・鞍馬口の現代美術ギャラリーHRD FINE ART(www.hrdfineart.com)のディレクターによるアート関係諸々ブログ。時にはアートと無関係な話題もあります。気が向いたら更新。
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韓国・全州の「和/Harmony」展のこと (2)

韓国・全州で開催した東アジア文化都市関連企画の国際交流展「和/Harmony」。少し間が空いて、展覧会終了からすでに1か月以上が経ってしまった。気を取り直して、前回の(1)では日本(静岡)のアーティストを紹介したので、今回は中国の四川省・成都および広東省・梅州のアーティストたちの作品を紹介しようと思う。

まず1人目のアーティストは何工(He Gong/ヘ・ゴン)。1955年重慶生まれで、今回の参加作家の中では最年長。聞いたところでは文化大革命による下放を経験、後に渡米し、現在は米国・ロサンゼルスと成都に拠点を置いて、2カ国を行き来しながら制作を続けているのだという。作品は、本人曰く「クラシック」ということだが、政治的・社会的なメッセージも色濃く象徴性豊かなその作品は、紙と紗のような素材を重ね合わせたインスタレーション的な手法も相まって普遍的な強度を感じさせる。

韓国・全州の「和/Harmony」展のこと (2)_a0123573_02040813.jpg
何工。

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何工の作品《Classmates in Wild》(撮影:神尾知里)。

2人目は張晋(Zhang Jin/チャン・ジン)。1978年四川省生まれで、現在は成都在住。中国科学技術大学で化学の修士号を、さらにニューヨーク大学で博士号も取得しているという異色な経歴の持ち主。その作品は、専門とする化学の知識に基づいたものから、訪れた土地の地理や歴史を取り入れた写真・映像・インスタレーションまで幅広く、その実践は高度に実験的だ。

韓国・全州の「和/Harmony」展のこと (2)_a0123573_02040853.jpg
張晋。

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張晋の作品展示。スイスのある町に滞在した際の記録をもとにした作品群。

3人目の古典(Gu Dian/グ・ディアン)は1995年生まれで、今回の出品作家の中では最年少となる。中央美術学院で東洋彫刻の修士号を取得。現在は西華大学で教鞭をとっている。パリでの留学経験も持つ古典(ちょっと驚くが本名なのだという!)の制作は、彫刻を機軸に、ワークショップ的な性格のインタラクティブな試みも取り入れながら、形態や景観に対する人々の意識に訴えかけるような方向性を備えている。

韓国・全州の「和/Harmony」展のこと (2)_a0123573_02040852.jpg
古典(右端)。

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3つの根を持つ竹が絡み合う《Root Reflection》。

最後の4人目は、広東省・梅州からの唯一の参加となった鄧箭今(Deng Jianjin/ドン・ジャンジン)。作家本人が来韓できなかったため、現地で会うことはかなわなかった。1961年生まれで、景徳鎮陶甕学院の彫刻科を卒業。現在は広州美術学院で油画の教授を務めているという。カリカチュア的で誇張された人物表現を用いながら、現代中国の抱える様々な問題を活写している。

韓国・全州の「和/Harmony」展のこと (2)_a0123573_02040810.jpg
鄧箭今の作品。

次回は地元・全州の4名の作家を紹介する予定。

(追記:(3)はこちら


by hrd-aki | 2023-09-16 02:23 | レポート
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