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ART OSAKA 2009
大阪北区の堂島ホテルで開催されていたART OSAKA。ホテルの客室を使ったアートフェアは東京神楽坂のART@AGNESをはじめとして日本でも市民権を得てきたように思うけれど、関西でアートフェアを見るのは初めてなので、大阪ならではのアートフェアの雰囲気とかいうあたりにも興味があった。
で、結論から言うと、当たり前かもしれないけど東京も大阪もそれほど大きな違いは感じられなかった。 堂島ホテルは老舗のホテルをリノベーションした流行のデザイナーズホテルで(それにしてもなぜデザイナーズホテルというとほぼ例外なくみんなベッドルームからバスルームが丸見えになるようなつくりになっているのだろうか? 何か基準でもあるのだろうか?)、決して広くはない客室に作品が詰め込まれていて作品鑑賞には理想的な環境とは決して言えない。けれど、どこのホテルアートフェアでもこれは同じで、この密度がホテルアートフェアの魅力でもあるのだろう。 インテリアの中に作品を飾った状態をシミュレートできるのがホテルアートフェアの特徴だということが言われることがあるけれど、こんなに作品を詰め込むことは実際の居住空間ではないだろうし、ベッドの上とかシャワーの横に作品を置くこともあまりないだろうから、そういう意味でのホテルならではのメリットというのは実際にはほとんどない。やはりブース設営のコストがかからないというのがホテルでアートフェアを開催することの最大のプラスなのだろうと思う。 ART OSAKAは初日が招待客のみのプレビュー、2日目と3日目が一般公開日となっていた(僕が行ったのは2日目)。関西圏だけでなく、東京からもいくつかのギャラリーが出展していたけれど、海外からの参加は韓国から2軒、台湾から2軒の計4軒のみ。ちょっと寂しい。 去年も出展したという東京のギャラリーの方に話を聞いたら、客足は去年よりもスロー、とのこと。もちろんアートフェアでは何人来るかよりもいくつ売れるかのほうがはるかに重要なのだけれど、J-WAVEあたりとタイアップしてプロモーションしていたART@AGNESと比べると、やはり静かで地味な印象ではあった。今年の(最後の)ART@AGNESは僕は見に行けなかったので、こと今年に関してフェアな比較が出来るとは思えないけれど。残暑厳しい夏休み、というのもマイナス要因になっているかもしれない。 ひとつ気になったのが、ブース(部屋)の入口に付けてあるギャラリー名の表示がしばしば間違っていたこと。Art Court GalleryがArt Cortになってたり、Soh GalleryがSho Galleryになってたり。外国のギャラリー名じゃないんだし、事務局ももうちょっと気をつけたほうがいいのではないか。あるいはこのおおらかさが大阪スタイルなのか。 前回のブログで書いたワンピース倶楽部の代表の石鍋さんのレクチャーも開催されていたので聴講してきた。その話でも触れられていたけれど、日本のアートフェアに海外から(特に欧米から)ギャラリーが出展してこないというのはやはりネガティブな要素だと思う。単純にアートマーケットの問題だけでなく物価、地理条件などなど、様々な要因が絡んでくることなのだけれど。 最後に、気になった作家の名前をいくつか(前から知っている作家も含めて)。 ・坂田峰夫(写真/Gallery Out of Place=奈良・東京) ・田中加織(絵画/Gallery Art Composition=東京) ・櫻井伸也(絵画/夢創館=神戸) ・竹谷満(絵画/Megumi Ogita Gallery=東京) *** ART OSAKA 2009 http://www.artosaka.jp/ ![]()
by hrd-aki
| 2009-08-24 12:36
| レポート
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